あなたは、オンライン英語会議で『ひと言も発言せず、会議が終了した』という経験はありませんか？
パルジローこんにちは！40代から働きながら英会話を身につけたパルジロー（@parujiro）です。メーカ勤務で英語を使って仕事をしています。
コロナ禍での海外出張自粛の影響で、海外の顧客や仕入先とオンライン英語会議をする機会が増えています。
しかし、英語会議についていけないと、不安を抱える方も多いです。
ビジネスマン【英語会議での悩み】
・会議を主催しないといけない。どう話したらいいか知りたい。
・通信状態が悪くて聞こえない時、確認の仕方を知っておきたい。
・英語が聞き取れず、ついていけない。事前に準備しておきたい。
こういった疑問に答えます。
・なぜ英語会議で使うフレーズを知るべきか？
・オンライン会議フレーズの「使い方」と「注意点」
・会議前のスモールトーク用フレーズ【雑談】
・通信状態を確認するWeb会議特有のフレーズ
・会議のはじめ方、議題確認のフレーズ集
現在、私は欧州、アメリカ、東南アジアなど、毎月のようにオンラインでの英語会議を行っています。
最近では、自分主催のWeb会議で、世界一周を果たしました（笑）
本記事では、初心者でも使えて、グローバル・ビジネスの現場でも通用する「オンライン英語会議のはじめ方フレーズ」についてご紹介していきます。
会議進行やプレゼン、市場調査など、海外の方々と英語会議で意思疎通をはかることは、ビジネスにおいて重要です。
これから海外の方々とのオンライン会議を予定している方は、ぜひ、参考にしてみてください。
なぜ英語会議で使うフレーズを知っておくべきか？
英語会議で発言できない、聞き取れない理由
ビジネス英語を使って仕事をしている私ですが、以前は、英語会議で「発言できない、聞き取れない」といった悩みを抱えていました。
このような悩みの理由は、大きく分けて2つあります。
①会議でよく使われるフレーズを知らない（発音できない）
②リスニング力が乏しい
本記事では、①の理由による「発言できない、聞き取れない」を対策する点にフォーカスしています。
②については、オンライン英会話などのレッスンを通じて、独学でリスニング力を高めていくことができます。
英語会議で使えるフレーズをツールとして使いこなそう
英語会議を上手に進行する先輩がいたら、どのような英語を話しているか観察してみてください。会議前の挨拶、会議のはじめ方、アジェンダの確認などで、よく使うフレーズがあることに気づくと思います。
英語会議でよく使うフレーズの意味を理解し、条件反射的に口をついて出るまで反復練習を続けることで、ツールとしてフレーズが使いこなせるようになります。
Custom makes all things easy. （習うより慣れろ）です。
声に出してリピート練習をしたら、実際の会議でもすぐ使ってみましょう。少しづつ慣れてくれば、英語会議の進行をしたり、発言や聞き取りができるようになります。
【使い方と注意点】オンライン英語会議で使えるフレーズ
今回ご紹介するフレーズは、以下の点に絞ってフレーズ集をまとめています。
・初心者でも使いやすい英語フレーズ
・必要最小限に絞った英語フレーズ
・全フレーズに男女別の音声ファイル付き
初心者でも英語会議で発言できるよう、フレーズは厳選しています。
実際の会議でフレーズを使えるようになるために、使い方と注意点を解説いたします。
【使い方】オンライン英語会議で使えるフレーズ
基本的には、使い方の決まりはありませんので、好きなフレーズを使ってもらえればOKです。
初心者の方は、次のステップでお使いいただくことをおすすめします。
ステップ1：会議で使いたいフレーズを決める
ステップ2：英文を見ながら音声を聞く〜音声を真似して発音する（反復練習）
ステップ3：実際の英語会議で使ってみる
英語フレーズには様々な表現があります。
難しい英単語やフレーズは覚えにくく、実際に使っても相手が理解できない場合もあるので、おすすめしません。
なるべく簡単な単語とフレーズを使うことで、相手に誤解なく伝わります。
まずはフレーズ集にある簡単な表現を使って、英語会議で発言することから始めてみましょう！
【ご注意点】オンライン英語会議で使えるフレーズ
フレーズ集を使う際の注意点は以下になります。
オンライン会議ではアイコンタクトができないため、コミュニケーションを取りにくい側面があります。
事前に練習して、会話の流れをみて、使えるタイミングで少しづつ使ってみるところから始めてみてください。
会議前のスモールトーク(雑談)｜英語会議で使えるフレーズ
英語会議を始める際、メンバーが集まるまでの空き時間にスモールトーク（雑談）をすることが多いです。
ビジネスの話ではなく身近な環境、状況、天気、スポーツ、趣味などの一般的に興味のあるテーマについて話をします。
直接会って会話ができないオンライン上でのスモールトークは、お互いを理解し、関係性を良くするための重要なコミュニケーション手段となっています。
初めて話をする相手とのスモールトークは、緊張感や沈黙の重苦しい空気を打ち破るアイスブレイクの役割も果たします。
パルジロースモールトークだからといって小さい話という訳ではなく、一見すると、無意味そうに見える会話ですが、ビジネスの話と同様に重要です。
ただし、スモールトークは話題の範囲が広く、難易度が高いなと思う場合は、中上級者に任せるのも手です。
挨拶程度であれば比較的簡単なので、お互いの国の話題を事前に仕込んでおくことで、対処することもできます。
フレーズを参考に、スモールトークにチャレンジしてみましょう！
挨拶の後、会話を始めるきっかけのスモールトーク・フレーズ
●挨拶の後、会話を始める時
How are you? / How are you doing? （調子はどうですか？）
「How are you?」は、相手が初対面や親しい相手であっても、会って最初の会話は「How are you?」から始まることが多いです。「元気ですか？」と訳されることが多いですが、「こんにちは」といった挨拶の意味も含まれます
●調子が良い時
I’m good, thank you!（調子はいいよ、ありがとう）
調子の程度に応じて、下記のように表現を使い分けてみましょう。
I’m pretty good. （わりと調子がいいよ）
I’m very good. （とても調子がいいよ）
Not too bad. （けっこう調子いいよ）
I’m great. （すごく調子がいいよ）
“I’m fine.”と覚えた方も多いと思いますが、あまり使われることはありません。
“I’m fine.”は、心配に対して「大丈夫です」、何かを勧められた時に「いいえ、結構です」といった意味で使われます。
●調子が良くも悪くもない時
Not bad. （悪くないよ）
I’m alright. （まあまあだよ）
●調子があまり良くない時
Not so good. （あまりよくないね）
●相手に聞き返したい時
And you? （あなたはどうですか？）
How about you? （あなたはどうですか？）
スモールトークの定番！天気に関するフレーズ
●天気がいい時 / 曇っている時 / 雨が降っている時 / 風が吹いている時
It’s a nice day. （いい天気です）
It’s cloudy. （曇っています）
It’s been raining all day. （一日中雨が降っています）
It’s a very windy day today. （今日は風がとても強いです）
●暑い時
It’s very hot today. （今日はとても暑いです）
It’s 20 degrees in Tokyo today. （今日の東京は20℃です）
It’s getting warmer and warmer, Spring is coming soon.（だんだん暖かくなり春はすぐそこです）
It’s hot and humid in Nagoya today. （今日の名古屋は蒸し暑いです）
It’s extremely hot outside today. （今日、外は異常に暑いです）
●寒い時
It’s a cold but a nice day today. （今日は寒いけど、いい天気です）
The cold weather has continued lately in Tokyo. （最近、東京は寒い日が続いています）
●季節の変わり目
It’s getting warmer / colder lately. （最近 暖かく/寒く なってきました）
It’s really hot / cold today. （今日は本当に 暑い/寒い です）
The rainy season is almost here. （そろそろ梅雨入りです）
The rainy season is almost over. （そろそろ梅雨明けです）
新型コロナウイルス関連の英語フレーズ
●新型コロナウイルスに関する、お互いの状況を確認、共有する
How is the situation with the Coronavirus in Munich? （ミュンヘンの新型コロナウイルスの状況はいかがですか？）
We have to keep social distancing. （私達はソーシャルディスタンスをしなければなりません）
I’ve been in self-quarantine for the past few weeks. （ここ数週間自宅待機をしています）
We were told to refrain from nonessential and non-urgent outings. （不要不急の外出を控えるよう言われました）
Everyone should be practicing social distancing right now. （今は誰もが社会的距離を確保すべきです）
●新型コロナウイルス関連用語
Covid-19 /（Novel）Coronavirus 新型コロナウイルス
Lockdown 都市閉鎖
Social distancing 社会的距離（周囲の人と一定の距離を取ること）
Stay-at-home order / Shelter-in-place order 自宅待機命令
Self-isolation 自宅隔離
Self-quarantine 自宅待機
infect / infection 感染する / 感染
会議を始める前に、映像や音声の通信状態や参加者を確認する
オンライン会議では、お互い顔を合わせることなく集まります。
TeamsやZoomといったソフトウェア上でも、参加者の確認をすることはできます。
しかし円滑な会議進行のため、全員が揃った段階で「会話ができる状態にあるか？」「通信に問題がないか？」「参加者は揃っているか」など、きっちりと確認するようにしましょう。
●映像や音声を確認したい時
Good morning, everyone! / Good afternoon.（おはよう、みなさん！ / こんにちは）
Can you see me? （見えていますか？）
Can you hear me? （聞こえていますか？）
Yes, I can see you. （はい、見えていますよ）
Yes, I can hear you well. （はい、よく聞こえています）
We can not hear you, Mr. Sato. （佐藤さん、聞こえませんよ）
●参加者の確認をしたい時
Is everyone here? （みなさん、お集まりでしょうか？）
James has not joined the meeting yet. （ジェームスがまだ会議に参加していません）
Is James joining us today? （ジェームスは今日参加しますか？）
James is not joining us today. （ジェームスは今日の会議に参加しません）
James is going to be about 10 minutes late. （ジェームスが10分くらい遅れます）
●会議を始めるよう促したい時
Mr. Sato, could you start, please? （佐藤さん、先に始めてください）
Are you waiting for anyone? （誰か待っていますか？）
Let’s wait for him. （彼を待ちましょう）
It’s time now, let’s start the meeting？ （時間なので、始めてもよろしいですか？）
●聞き取りにくい時、通信状態がよくない時、トラブルの確認をしたい時
ZoomやTeamsを使ったWeb会議では、誤った操作方法や通信回線のトラブルなどで会議が中断されることがあります。
トラブル時に慌てないで対処できるよう、フレーズを練習しておきましょう。
Could you speak a little louder, please? （もう少し大きな声で話てくれませんか？）
Could you please turn up your microphone? （マイクの音量をもう少し上げてくれませんか？）
You are breaking up. （音声が途切れています）
The connection is not well, I cannot hear you well. （通信が悪くてよく聞こえないです）
What was that again? （何て言ったかもう一度お願いできますか？）
Can you check your internet connection? （インターネット接続状態を確認してもらえますか？）
Let me know if there are any problems. （もし問題があれば教えてください）
Your voice has an echo. Could you check your microphone?（声にエコーがかかっています。マイクを確認してもらえますか？）
会議をはじめる時のフレーズ
挨拶やスモールトーク、通信確認が終わると、いよいよ会議を始めていきます。
会議を始めるフレーズ
Shall we start? （始めていいですか？）
OK, let’s get started. （それでは、はじめましょう）
OK, let me start my presentation. （それでは、プレゼンテーションをはじめます）
資料を共有する時のフレーズ
Let me share my screen. （画面を共有します）
Can you see my screen? （画面が見えていますか？）
Let me share my screen with you… can you see the title slide? （画面を共有させてください…タイトルスライドが見えますか？）
Mr. Sato, we can not see the screen. Can you check your operation setting? （佐藤さん、画面が見えません。動作設定を確認できますか？）
会議の目的・議題を確認をする
会議には必ず目的があります。
はじめに会議の目的を共有することで、参加者は目的を意識して会議に参加できます。議題、参加者、会議の時間も合わせて共有することで、集中した議論につながります。
The purpose of this meeting is to talk about the sales strategy of our new products. （この会議の目的は、新製品の販売戦略について話し合うことです）
Today, we would like to discuss our new product’s documents editing policy. （今日は、新製品の文書の編集方針を議論したいと思います）
Here is the agenda for the meeting.
First, I would like to talk about the new product’s sales issues.
Then, we will discuss some ideas to solve these issues.
Lastly, we will decide our action plan and schedule.
（これが会議の議題です。
まず新製品の販売課題についてお話したいと思います。
次に、これらの問題を解決するためのいくつかのアイデアについて議論します。
最後に、行動計画とスケジュールを決定します）
【まとめ】オンライン英語会議で使えるフレーズ（会議のはじめ方）
ZoomやTeamsをつかった、オンライン英語会議のはじめ方、スモールトークに使えるフレーズをご紹介しました。
なかなか英語会議で発言できないと悩んでいる方も、ご紹介したフレーズを声に出して反復練習してみてください。そして、英語会議の場で思い切って発言することに挑戦していきましょう。
仕事で英語を話せるようになるための第一歩は、恥ずかしがらずに発言していくことです。事前準備をしっかりと行い、ポイントを絞った議論ができれば、必ずビジネスの成果につながります。
英会話力を身につけて、海外の方との信頼関係の構築と、ビジネスの成果につなげていきましょう。
パルジロー「Web会議を制する者はビジネスを制す」という時代になろうとしています。これからビジネス英会話は、ますます重要になります。
何ごとでもそうですが、まずは動いてみないと何も変わりません。
英語会議で発言できるようになると、相手からの信頼が得られるだけでなく、社内での英語ができる人という認知も高まります。ビジネス英会話を身につけることで、世界を股にかけて飛び回ったり、ビジネスで成果を出すこともできるようになります。出世、年収、転職にも有利ですが、何よりも、仕事で外国人の方々と話ができるのはめっちゃ楽しいです。
信頼できる外国人ビジネスパートナーとのビジネスは、自分の世界を広げてくれます。私は仕事のスキルで、最も身につけて良かったスキルは「ビジネス英会話」であると断言します。
総合的に英会話力を上げるためには、英語をアウトプットすることが必須です。オンライン英会話は、短期間で英会話力を身につけるのに最適。オンライン英会話がなければ、私は40代から3ヵ月で英会話を身につけることはできませんでした。
オンライン英会話は多くのサービスがあり、無料体験レッスンも充実しています。忙しいビジネスパーソンでも、スクールに通う移動時間不要。24時間レッスン可能のオンライン英会話もありますので、ぜひこの機会に行動してみましょう。
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